青森地震の誤情報がソーシャルメディアで広がる

青森県を中心に強い地震が日本北東部を襲った月曜夜の出来事に関し、Xなどのソーシャルメディア上で人工地震だとする誤情報が拡散されている。生成AIで作られた偽動画も急速に広がり、混乱を招いている。日本気象庁と内閣府はこうした情報の拡散を控えるよう呼びかけている。

2025年12月9日夜、日本北部を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生し、北海道、青森、岩手県で津波が観測された。この地震直後、X上で「人工地震が発生した」や「政府の陰謀を知った」といった投稿が相次ぎ、すぐに拡散された。Threadsでは、地震前に「月曜日に地震の可能性がある」との根拠のない予測が注目を集め、一部のユーザーが投稿者の能力を称賛する反応を示した。

日本気象庁(JMA)は、「政府は巨大地震の日付を含む地震予報を発表しない」と明言し、こうした予測の信ぴょう性を否定している。TikTokでは、過去の津波映像を月曜日のものと偽る投稿や、生成AIで作成された偽ニュース動画が広がった。これらの動画では、震源を東京湾北部とし、宮城県に記録的な津波が襲ったと主張されている。

TikTokの運営者は、災害関連投稿を見る際は信頼できる情報源で検証するようユーザーに呼びかけている。過去の事例として、2024年の能登半島地震では被災者を装った偽の救援要請が、2016年の熊本地震では動物園からライオンが逃げたとする虚偽情報がソーシャルメディアで問題となった。こうした災害時の誤情報は社会的な課題となっており、当局は混乱を避けるため正確な情報共有を強調している。

このウェブサイトはCookieを使用します

サイトを改善するための分析にCookieを使用します。詳細については、プライバシーポリシーをお読みください。
拒否