AppleはデスクトップPC「Mac Pro」の販売を終了し、M2 Ultra搭載モデルをラインナップから除外しました。後継機種の予定はありません。ファンからは、ハイエンドマシンのひとつの時代が終わりを迎えたとの声が上がっています。この決定は、長年紆余曲折を経た開発努力の末になされたものです。
Ars Technicaが3月27日に報じた通り、AppleはM2 Ultra搭載Mac Proの販売を終了したことを認めました。同社によると、このプロ向けデスクトップワークステーションの後継モデルを開発する予定はないとのことです。同製品は、発売に至るまで長年にわたり断続的な開発が続いていました。TechRadarは、Appleファンがこの販売終了を「ひとつの時代の終わり」と評しており、特に700ドルの専用アクセサリーが史上「最悪」のApple製品であったと指摘したことを報じています。Mac Proの苦難の歴史を振り返り、Appleが「舵取りを誤っていた」と評する識者もいます。長年、クリエイティブプロフェッショナル向けの最上位デスクトップとして位置づけられてきたMac Proですが、複数のモデル展開を通じてその設計や価格設定は批判の対象となってきました。今回の決定はAppleのハードウェアラインナップにおける重要な転換点となりますが、同社は今後のプロ向けデスクトップの展望について詳細は明らかにしていません。