HDFC銀行のアタヌ・チャクラボルティ非常勤会長は、個人的価値観や倫理観と相反する社内慣行を理由に辞任した。インド準備銀行はケキ・ミストリーを3ヶ月間の暫定会長として承認した。今回の辞任は、チャクラボルティ会長がHDFC銀行とHDFCの合併を監督していたことを受けたもの。
エコノミック・タイムズ紙とインディア・トゥデイ紙(2026年3月19日付)が報じたところによると、アタヌ・チャクラボルティ氏は、個人的な価値観や倫理観にそぐわない内部慣行を指摘し、HDFC銀行の非常勤会長を辞任した。元役員のケキ・ミストリーは、リーダーシップの継続性を確保するため、RBIの承認を得て3ヶ月間の暫定会長に任命された。チャクラボルティの在任期間には、HDFC銀行とその親会社であるHDFCとの合併という、インドの銀行セクターにおける重要な統合の舵取りも含まれていた。今回の辞任により、システム上重要な金融機関であるHDFC銀行のガバナンスに対する投資家の懸念が高まり、業界における倫理の問題が浮き彫りになった。