テキサス州選出の民主党ジャスミン・クロケット下院議員は、下院監視小委員会の公聴会において、イェール大学の歴史学者デビッド・ブライト氏に質問する中で、2026年ワールドカップ決勝のアルゼンチン対スペイン戦における一部ファンの嗜好には人種差別的な歴史が影響している可能性があると示唆した。
ジャスミン・クロケット下院議員(民主党、テキサス州選出)は、2026年7月21日に開催された下院監視小委員会の公聴会「アメリカの歴史の書き換え:スミソニアン協会の過去の再構築に向けた取り組みの検証」において、イェール大学の歴史学者デビッド・W・ブライト氏を野党側の証人として招き、ワールドカップについて言及した。
クロケット議員は同大会の決勝で、なぜ多くの視聴者がアルゼンチンよりもスペインを応援しているように見えたのかという自身の見解について、ブライト氏に意見を求めた。
「実際、世界の大多数はアルゼンチンを応援していたように見えましたが……いえ、実際はアルゼンチンに反対していたのですよね?」とクロケット議員は述べ、その理由を問うた。
ブライト氏は、スペインが「最高のチームだったから」と回答した。これに対し、クロケット議員は「アルゼンチンに関しては人種差別的な歴史も存在する」と示唆した。
同公聴会の冒頭で、クロケット議員は共和党のアプローチを批判し、「共和党による議会公聴会という仮面を被った『ホワイト・プライド(白人の誇り)』の集会へようこそ」と述べた。また、バイデン政権下での発言や評価を引き合いに出し、人種的・民族的な動機に基づく過激派、特に白人至上主義的なイデオロギーに基づく勢力が国内における暴力的な過激主義の主要な脅威であると指摘し、共和党が書籍の規制を求め、博物館を標的にしていると非難した。