人気マンガ「銀魂」のスピンオフ小説を原作としたアニメシリーズ「Gintama – Mr. Ginpachi’s Zany Class」が、TV東京系列で月曜深夜に放送開始。馴染みのキャラクターが高一学生として青春を謳歌するマルチバース設定が、ファンの間で大きな注目を集めている。声優の杉田智和氏が新キャラクターの銀八先生を演じ、その魅力について語った。
「銀魂」は、菅野文氏原作のマンガで、単行本累計7300万部以上を売り上げ、2006年からアニメ化された。架空の江戸(旧東京)を舞台に、坂田銀時、志村新八、神楽ら個性豊かなキャラクターが活躍する物語で、人間ドラマからバトル、時事ネタのパロディ、汚いジョークまで多岐にわたる内容が人気を博した。マンガは2019年に完結し、TVアニメは2021年の劇場版で終了した。
新アニメは「銀魂」のマルチバース版で、銀魂高校を舞台に原作世界と高校世界が並行して存在する設定。アニメ化発表後、SNS上でファンが興奮を表明した。杉田智和氏は、原作で銀時を演じたが、今作では高校教師の銀八坂田を担当。銀八は国語教師で、モチベーション低く生徒にカンニングを勧めるなど無責任だが、生徒から尊敬を集める。外見は銀時に似ているが、異なる世界のキャラクターだ。
杉田氏はインタビューで、「彼[銀八]は、どんなに変わった生徒でも見捨てない。自然にそう振る舞える教師だと思う」と語った。また、「原作では銀時があるキャラクターの過去を知って目を背けるが、教師になると向き合わざるを得ない。関係性が原作より魅力的に描かれている部分がある」と指摘。教師と生徒の関係については、「一人ひとりに過度に投資せず、距離感を考えることが大事」と述べた。
杉田氏は全キャラクターに同じ姿勢で臨み、銀時役でも特別扱いしないと明かした。生徒へのアドバイスとして、「夢を諦めた場合を想像できる人が、目標を強くする。私はそうだった。失敗談を語る大人の方が説得力がある。私は生涯学習者だ」と経験を共有。新アニメは学校生活や文化祭を描き、コメディを強化。「軽い気持ちで楽しんで」と呼びかけた。