ヒューストン市は、聖金曜日を「春の休日」と表現したXの投稿に対し、共和党議員らから批判が相次いだことを受け、当該投稿を削除した。この投稿は、連休に伴う4月3日の市役所の閉庁を知らせるものだった。批判者からは、同市がイスラム教の祝祭であるイード・アル=フィトル(断食明けの祭り)に対してより温かいメッセージを発信していることとの対比が指摘された。
ヒューストン市の公式Xアカウントは4月3日、「春の休日連休」のため市役所を閉庁すると投稿した。このメッセージは迅速な反発を招き、削除に至った。投稿当時、インスタグラムには同様の投稿が残っており、そこでも主に批判的なコメントが寄せられた。市のカレンダーでは、聖金曜日に重なる形で「春の休日(Spring Holiday)」が公式の祝日として記載されており、2027年には3月26日に予定されている。テキサス州選出のトロイ・ネルス下院議員(共和党)は、「今日は聖金曜日であり、日曜日はイースターだ。『春の休日連休』などではない。全米のキリスト教徒が我らの主であり救い主であるイエス・キリストの受難と復活を振り返る時である。ヒューストン市は恥を知るべきだ」と直接的に反論した。トム・オリバーソン州下院議員は、この表現を「恥ずかしい」と評し、「もっと配慮すべきだ。今日は聖金曜日であり、春の休日ではない」と促した。ニュースマックスの司会者トッド・スターンズは、聖金曜日に関する市の投稿と、ジョン・ウィトマイヤー市長室によるイード・アル=フィトルへの最近のメッセージを比較した。市長室のメッセージは「祝うすべての人々に、喜びに満ちた祝福されたイード・アル=フィトルを祈る。この機会が平和と繁栄、そして新たな感謝をもたらすように」という内容だった。スターンズはこれに対し、「ヒューストン市役所がキリスト教の祝日とイスラム教の祝日をどのように祝うか、その違いに注目してほしい」とコメントした。『ポスト・ミレニアル』編集長のリビー・エモンズは、「キリスト教の祝日を認めることに問題はないはずだ」と付け加えた。ヒューストンのアカウントは過去数年間イースターを認識し、ラマダンについても投稿してきた。直近の確認時点では、市公式アカウントはイースターに関する直接的なメッセージは出しておらず、保健局によるイースターエッグの取り扱いに伴う鳥インフルエンザのリスクへの警告を再投稿したのみとなっている。