イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ベネズエラに派遣されたイスラエルの救援団が震災復興を支援するとともに、カラカスがイスラエルとの国交を断絶してから約17年ぶりとなる外交関係修復の糸口を開いていると述べた。ベネズエラ当局の報告によると、6月24日に相次いで発生した地震により、3,800人以上が死亡した。
イスラエルは、現地および国際的な報道によると、6月24日の地震を受けて、イスラエル国防軍の国内戦線司令部、外務省、その他の機関から30名を超える代表団をベネズエラに派遣した。
イスラエル当局者によると、同チームはベネズエラのインフラ省と協力し、損傷した建物の評価と分類を行い、国家復興戦略の策定を支援している。イスラエルの報道によれば、このミッションは軍事面では国内戦線司令部の参謀長であるエラド・エドリ准将が率いており、外務省からはヨエド・マーゲン外交官らが参加している。
ネタニヤフ首相は木曜日、エドリ准将およびマーゲン外交官との電話会談で、このミッションは「イスラエル国家の真の姿」を示していると述べた。
「君たちは廃墟を再建しているだけでなく、関係をも再構築しているのだ」と、イスラエルのメディアによる会談の記録の中でネタニヤフ首相は語った。
イスラエル当局者によれば、代表団が作成した国家規模の復興計画は、その後ベネズエラのデルシー・ロドリゲス暫定大統領によって承認された。
イスラエルメディアの報道によると、ベネズエラは2009年、当時のウゴ・チャベス大統領の下で、イスラエル軍によるガザでの軍事作戦を理由にイスラエルとの国交を断絶した。
デイリー・ワイヤー紙はイスラエルの報道を引用し、2026年1月に米国がニコラス・マドゥロを拘束し、ロドリゲスをベネズエラの暫定大統領として支持したことを受け、イスラエル当局者が関係改善に前向きな姿勢を見せていると報じた。米議会調査局の報告書も、米国の作戦によってマドゥロが拘束され、それに伴い米国政府がロドリゲスの役割について主張を行っているとしている。
ベネズエラ当局および人道支援団体は、被災地で依然として甚大な人道支援の必要性が続いていると報告している。AP通信は、ベネズエラ当局の発表として、相次ぐ地震で190棟が倒壊し856棟が損傷したこと、また死亡者数はその後数日間で更新され、3,800人を超える規模に達していると報じた。