高市首相、外交デビューで各国首脳と会談成功

高市早苗首相は就任からわずか12日で米国、中国、韓国との首脳会談を実現し、外交デビューを成功させた。アジア太平洋経済協力会議(APEC)での積極的な姿勢が注目を集め、トランプ米大統領らとの良好な関係構築が報じられた。中国は台湾代表との会談に抗議を示した。

高市早苗首相は10月21日に就任し、就任から4日後の25日にマレーシアで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連サミットに出席、オーストラリアとフィリピンの首脳と会談した。これにより、日本は安全保障協力の強化を推進している。

特に注目されたのは、火曜日のトランプ米大統領との会談だ。高市氏は当初緊張していたが、故安倍晋三元首相を話題に会話を盛り上げ、横須賀米海軍基地訪問時には互いに「サナエ」「ドナルド」と呼び合った。トランプ氏は帰国後、ソーシャルメディアで「米国と日本の友情はこれまで以上に強いと確信している」と投稿した。

金曜日のAPECサミットでは、中国の習近平国家主席と会談。高市氏の笑顔の挨拶に習氏の表情が和らいだ。一方、韓国では李在明大統領が土曜日の会見で、高市氏の現実的な姿勢を称賛し、「首相として政治家時代とは異なる行動を取るべきであり、心配はない」と述べた。高市氏は韓国国旗に頭を下げ、韓国メディアから好意的に報じられた。

土曜日には、台湾のAPEC代表リン・シンイ氏とも会談。高市氏は日本と台湾の協力深化と台湾海峡の平和安定の重要性を強調し、リン氏は両国関係の強化を望むと応じた。高市氏はX(旧ツイッター)でこれを投稿したが、中国外務省は日曜日に「台湾独立勢力に誤った印象を与え、日中関係の基盤を揺るがす」と抗議、東京に厳重伝達した。

高市氏は慶州での会見で「日本外交の視野を広げる着実な一歩を踏み出した」と満足げに語った。政府高官は「1年分の外交成果に相当する」と評価するが、米国への5500億ドル投資の道筋や尖閣諸島周辺の中国船 Intrusionなどの課題が残る。高市氏は「これらの会談を機に諸課題に取り組みたい」と述べ、外交手腕が試される。

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