日本投資家、10月に2021年以来最多の英国国債購入

日本投資家は10月、英国債を純額4186億円購入し、2021年1月以来の最高額を記録した。イングランド銀行の利下げ期待がこの動きを後押しした。フランスとドイツの債券売却も加速した。

日本投資家は10月、英国のソブリン債を純額4186億円(27億ドル)購入し、2021年1月以来の最大額となった。これは日本の最新の国際収支統計で明らかになった。

この購入は、イングランド銀行(BOE)の利下げ期待の高まりによるものだ。10月下旬、インフレ率が予想を下回ったことで、BOEの金融緩和の可能性が強まった。先月、BOEは政策金利を4%に据え置いたが、僅差の投票で12月の利下げの布石を打った。これにより、英国債の魅力が増した。

一方、フランスのソブリン債の売却額は2024年11月以来最大となり、ドイツ債の売却も速まった。英国の10年債利回りは、フランスやドイツの同種債券より少なくとも90ベーシスポイント高い。これは相対的な魅力だ。

フランスでの予算削減に対する抗議や、ドイツの防衛費増大への注目が、日本資金の欧州債売却を促した可能性がある、とノムラ・オーストラリアのシニア・レート・ストラテジスト、アンドリュー・ティスハースト氏は指摘する。「これらの投資家は、10月後半にBOE利下げ期待が高まった英国債にシフトした」と同氏は述べた。

ソブリン債には、政府、地方政府、官庁が発行する債券が含まれる。この動きは、日本投資家の欧州債ポートフォリオの再編を示唆している。

(単語数:約180)

このウェブサイトはCookieを使用します

サイトを改善するための分析にCookieを使用します。詳細については、プライバシーポリシーをお読みください。
拒否