KaOSは、DinitベースのISOの初のリリース候補版を発表しました。これにより、メインのinitシステムがsystemdから移行されることになります。
Qtを中心とした独立系LinuxディストリビューションであるKaOSは、新しいスタートアップスタックへ移行しました。Dinitがinitシステムおよびサービスマネージャーとして機能し、Turnstileがセッションとログインの追跡を、seatdがシート管理を担当します。この変更は、プロジェクトにとって課題となっていたアップストリームでの開発状況を受けたものです。これには、systemd 254における分割/usrサポートの廃止、その後のバージョンでのAUFS互換性の喪失、そしてKDE Plasmaにおけるsystemdへの依存度の高まりが含まれます。KaOSは当面の間、udev、tmpfiles、elogindなど、一部のsystemdコンポーネントを維持します。このリリース候補版におけるその他の更新として、SDDMからgreetdおよびtuigreetへの置き換え、Waylandセッション向けに更新されたCalamaresインストーラー、デフォルトのブートローダーとしてのLimineの採用などが挙げられます。また、Croesoと呼ばれる新しいウェルカムユーティリティも追加されました。このISOは、現在KaOSのRCポータルからテスト目的でダウンロード可能です。既存の非Dinit版も引き続き利用できます。