当時16歳だったビアンカ・ミッチェル=アビラは、2021年にキアヌ・リーブスのマネージャーにメールを送り、自身のドキュメンタリー映画『Madwoman’s Game』の製作総指揮を引き受けてもらうことに成功した。男性中心のチェス界で生きる女性たちを追った本作は、4月16日にマイアミ映画祭で初公開される。リーブスは製作過程で助言者としての役割を務めたが、本編には出演していない。
2021年、ニューメキシコ州在住で当時16歳だったビアンカ・ミッチェル=アビラは、キアヌ・リーブスのマネージャーであるメレディス・ウェクターにメールを送り、自身のドキュメンタリー企画の中で壮大なチェスの対局を行うことを提案した。翌日、リーブス本人から連絡があり、その意欲的な内容を高く評価したという。リーブスはVariety誌の独占取材に対し、「初期段階でのその口調、野心、そしてビジョンに感銘を受けた」と語っている。二人はZoomで対話し、現在『Madwoman’s Game』と題された本作への支援を確約した。ザック・ザンボニが監督を務め、リーブス、カーラ・ベルコウィッツ、UltraBoom Media、Sugar23が製作総指揮を務めるこのドキュメンタリーは、競技チェスプレイヤーとしてのミッチェル=アビラの歩みと、チェス界の女性たちに焦点を当てている。本作は、テレビ番組『The Graceful Path』でのプロダクションアシスタント経験や、アイスホッケーチーム「アイス・ウルブズ」でのインターンを経て、自身の経験から着想を得た学生プロジェクトとして始まった。計画されていたリーブスとのチェスの対局は6年にわたる製作期間の中で見送られたが、彼はそのビジョンを支持し、メンターとして協力した。「彼はただ協力的で、常にそばにいてくれました」とミッチェル=アビラは語る。高校11年生の時に少しだけチェスを経験したというリーブスは、自身の役割について、映画製作を助けるために価値を提供することだったと説明した。本作は4月16日にマイアミ映画祭で初公開される。ミッチェル=アビラとリーブスは、いつか直接顔を合わせてチェスで再戦したいとの意欲を示している。