アメリカのイリア・マリニンがグランプリファイナル男子で7つのクワッドジャンプを成功させ、優勝した。女子ではアリサ・リュウが金メダルを獲得し、アイスダンスでもマディソン・チョックとエヴァン・ベイツが勝利した。
名古屋で開催されたフィギュアスケートグランプリファイナル最終日、アメリカのイリア・マリニンが男子フリーで世界記録の238.24点をマークし、合計332.29点で3年連続優勝を果たした。ショートプログラム後3位だったマリニンは、クワッドアクセルとクワッドループを含む7つのクワッドを成功させ、「これは私がこれまでで最高のスケートの一つだ。日本の観客の前で戦うことができて嬉しい」と語った。
銀メダルは北京五輪銀メダリストの宇野昌磨で302.41点、銅メダルは佐藤晃汰で292.08点だった。マリニンは2年以上無敗で、2度の世界選手権王者かつ3度のGPファイナル王者だ。「オリンピックに向け自信がついた。弱点を完璧に磨く」と述べた。
女子では世界王者のアリサ・リュウがフリーで3位ながら合計222.49点で金メダル。日本の中井亜実がトリプルアクセルをクリーンに決め銀メダル220.89点、坂本花織が銅メダル218.80点だった。千葉萌采はショート首位から5位に後退。リュウは「スタミナと安定感に自信がついたが、オリンピックまでまだまだ」と話した。
アイスダンスではチョックとベイツがフリー131.68点で合計220.42点の3年連続優勝。フランスのローレンス・フルニエ・ボードリーとギヨーム・シゼロン組が銀214.25点、英国のリラ・フィアーとルイス・ギブソン組が銅208.81点。チョックは「シーズン後半に向けて多くのポジティブな点がある」と喜んだ。
この大会はミラノ・コルチナ五輪の前哨戦として注目され、ISUはロシア選手の男子・女子種目への出場を中立選手として許可した。