二度の世界王者イリア・マリニンが、カナダのサスカトゥーンで開催されたスケートカナダグランプリ男子タイトルを、輝かしいフリースケートで獲得した。20歳のアメリカ人スケーターは、12回連続の国際タイトルを手にし、2026年イタリア冬季オリンピックに向けた準備を進めている。この勝利で、彼は今月末の名古屋でのグランプリファイナル出場権を確保した。
マリニンのフリースケートスコアは228.97点で、これは2024年世界選手権での自身の記録227.79点を上回る世界新記録となった。トータルスコアは自己ベストの333.81点となり、ランナーアップのアレクサンドル・セレフコ(エストニア、257.21点)を76.6点引き離す圧倒的な勝利を収めた。この結果、セレフコは2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでのエストニア男子シングル出場枠獲得の可能性を高めた。
マリニンは今季初戦のフランスグランプリでも優勝しており、連続タイトル記録を伸ばしている。一方、日本勢では三浦佳生が銅メダルを獲得。ショートプログラム後2位だった友野一希を逆転し、フリースケートで3位の成績を収めてトータル253.69点で3位となった。友野はフリースケート5位でトータル251.46点の4位に終わった。
この大会は、オリンピックシーズンに向けた重要なステップであり、マリニンの安定した強さが際立った。名古屋でのグランプリファイナルでは、3年連続優勝を目指す。