2026年シーズンに35勝34敗と予想を上回る成績を残しているワシントン・ナショナルズが、トレード期限を前に遊撃手CJ・エイブラムスの放出を検討している。
チームは、野球運営部門の代表に就任1年目のポール・トボニ氏を迎え、明確な前進を見せている。ワシントンは週末の時点で今シーズンの大半を勝率5割以上で推移しており、7月21日まで40勝に到達できなかった2025年シーズンから著しい改善を遂げた。
トボニ氏はチームの結束を強調し、全メンバーが「同じ方向を向いて努力している」と述べた。同氏はエイブラムスと外野手のジェームズ・ウッドの両名をチームの基盤となる選手と評し、リーグ内でもそれぞれのポジションでエリートとして評価されていると指摘した。
24歳のエイブラムスは打率.287、出塁率.378、長打率.526、14本塁打を記録している。他球団のスカウト陣は、遊撃手としての守備面に課題があることから、彼の方がトレード候補になりやすいと見ている。ニューヨーク・ヤンキースやセントルイス・カージナルスなどが獲得候補に挙がるが、トレード期限において長期間保有可能な若手有望株を巡る大型取引は依然として珍しい。
23歳のウッドは69試合で打率.271、出塁率.407、長打率.539、18本塁打を記録しており、ナショナル・リーグ最多の56四球を選んでいる。トボニ氏は、この外野手が打者としてさらに成熟しつつあると語った。