Nex Computerは、Android 16、Debian Linux、Arm版Windows 11を実行可能なミッドレンジスマートフォンNexPhoneを発表した。価格は549ドルで、ポケットサイズの多用途コンピューティングソリューションを目指す。出荷は2026年第3四半期に開始予定。
スマートフォンをラップトップに変えるNexDock lapdockで知られるNex Computerは、2026年1月22日にNexPhoneを発表した。このデバイスは、Google抜きのAndroid 16ベースのNexOS、アプリとしてアクセス可能なコンテナ化Debian Linux環境、古いWindows Phoneインターフェースを思わせるタイルベースUIのカスタムWindows 11フルブートという3つのOSをサポートすることで、電話とPCの境界を曖昧にする。ハードウェアはQualcomm QCM6490チップセット(Snapdragon 778Gベース)を搭載し、QualcommとMicrosoftにより2036年までサポートされる。12GB RAM、microSD拡張可能な256GBストレージ、6.58インチIPS LCDディスプレイ(1080 x 2403解像度、120Hzリフレッシュレート、Gorilla Glass 3保護)を備える。5000mAhバッテリー(18W有線/無線充電対応)、デュアルSIM 5G、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、NFC、GPSを搭載。カメラは64メガピクセルSony IMX787メイン、13メガピクセル超広角、10メガピクセルフロント。IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H耐久性を誇る。付属の5ポートハブを使ってUSB-Cでモニター、キーボード、マウスにドッキングすると、デスクトップワークステーションに変身し、OSモード間をシームレスに切り替え可能。オプションのNexDockは14.1インチ画面と周辺機器でモバイル生産性を提供。創業者Emre Kosmazはリソース制限からミッドレンジスペックを強調し、複数デバイスを扱うエンスージアスト向けに位置づけ。汎用性を約束する一方、Arm上でのWindows 11アプリ互換性(エミュレーション経由)、マルチOS使用時のバッテリー消耗、スタートアップのアップデートサポートが課題。プレオーダーは199ドルの返金可能デポジット必要、2026年Q3納品時に全額549ドル。業界関係者はパワーユーザーへの魅力認めつつ、Android/iOS支配市場での主流採用に疑問。