2026年ゴールデングローブ賞のホストに返り咲くコメディアンのニッキ・グラサー氏は、観客の無知を理由にモノローグでベネズエラに関するジョークを入れないことにした。ロサンゼルスのクラブでネタを試しており、時事ネタがウケなかった。グラサー氏はジュリア・ロバーツを標的にしたユーモアも慎重に扱っている。同氏は主演女優賞にノミネートされている。
ニッキ・グラサー氏は、2026年1月11日に開催されるゴールデングローブ賞の2度目のホストを準備中。同賞はCBSで東部時間午後8時から11時まで生放送され、Paramount+でストリーミング配信される。昨年の好評を受け、スタンダップコメディアンはロサンゼルスの地元会場でオープニングモノローグを試演しながら磨きをかけてきた。 インタビューでグラサー氏はタイムリーなトピックの取り入れの難しさを説明した。「1週間先のことも十分関連性があるとは予測できない」とAP通信に語った。「部屋の半分が『ベネズエラ』と言った理由がわからなかったことに驚くはず。皆が私たちのようにニュースを追っていない」。このフィードバックから、南米諸国の状況への言及を削除した。テストオーディエンスに響かなかったためだ。 グラサー氏はセレブをからかう際も抵抗に遭った。CBSのゲイル・キング氏とのインタビューで、ジュリア・ロバーツに関するジョークへの反発をこう語った。「L.A.のクラブでモノローグを試していて、ジュリア・ロバーツに関するジョーク一つでも受け入れてもらえない」。After the Huntでの演技でドラマ部門主演女優賞にノミネートされたロバーツはデリケートなターゲットだ。「アメリカのスイートハートをからかうなよ」とグラサー氏。「ブーイングされて『彼女ここにいるの?』って。信じられない」。 彼女のアプローチは観客の反応に大きく依存する。「ジョークをずっとテストしてる」とAPに語った。「あの観客次第で生きるか死ぬか。彼らが何を残すかを教えてくれる」。廃棄されたネタの一つは映画Pluribusのパン。「見た? プルーリブリー見てないよ」。巧妙だったが合わなかった。 会場と自宅視聴者の両方を楽しませるバランスが重要だ。「誰かの夜を台無しにしないジョークにしつつ、自宅の視聴者に笑いを届けたい」とキング氏に語った。Aリストを突きつつ夜を乱さないエッジの効いた戦略的ユーモアを目指し、「今までで最も難しい仕事の一つ」と評した。