NordVPNは、通話やテキストメッセージをスキャンして詐欺やテレマーケティングの可能性があるものを検知するAndroid向け無料アプリ「HangUp」をリリースした。本アプリは有料サブスクリプションを必要とせず、Hiyaの技術を活用している。
本アプリは7月24日よりGoogle Playストアからダウンロード可能となった。利用にはNordVPNアカウントでのサインインが必要となる(アカウントは無料で作成可能)。また、発信者番号表示およびスパム識別のための権限許可が必要である。
HangUpは着信を発信者の評判データと照合し、詐欺やスパム、テレマーケティングの疑いがある場合に警告を発する。また、6月に導入されたNordVPNの「メッセージ保護(Message Protection)」機能を用いて、テキストメッセージ内の詐欺や欺瞞的なコンテンツをスキャンすることも可能である。ユーザーは通話のカテゴリごとにブロックの設定を行えるが、特定の電話番号を指定してブロックすることはできない。
NordVPNのプロダクトディレクターであるDomininkas Virbickas氏は、これらの数字は電話を信頼できないことに対する深い不安を反映していると述べた。同社は、本アプリはあくまで情報提供ツールとしての役割を担うものであり、通話の録音やメッセージ内容の保存は行わないことを強調している。
NordVPNの調査によると、過去1年間に少なくとも1件の詐欺電話を受けたと回答したアメリカ人は80%近くに上る。なお、この機能はすでにNordVPNのプレミアム会員向けサービスにも組み込まれている。