Operaは、ClickFixとして知られる悪意のあるクリップボード攻撃をブロックする新しい組み込み機能「Paste Protect」を展開した。主要なブラウザにおいて、このような標準の防御機能が搭載されるのは今回が初となる。この機能は自動的に有効化され、疑わしいコードがコピーされようとするとユーザーに警告を表示する。
同社は7月2日のブログ投稿でこのアップデートを発表した。Paste Protectは、Windows、macOS、Linuxシステムを標的とする有害なスクリプトを検出する。コピー動作を停止させ、コマンドの最初の120文字を表示し、アドレスバーに赤い警告アイコンを表示する。
ClickFix攻撃は、多くの場合CAPTCHA認証を装う。ユーザーをだましてコードをコピー・実行させる手口であり、Lumma Stealerのような情報窃取型マルウェア(インフォスティーラー)をインストールさせる可能性がある。これらの攻撃は、2025年におけるマルウェア読み込みインシデントの半数以上を占めた。
ユーザーは「設定」内の「プライバシーとセキュリティ」からこの機能を切り替えることができる。誤検知された場合は、安全としてマークすることが可能だ。各地域への展開はまもなく開始される予定である。