パトリック・マッケンロー氏は今週、自身のXへの投稿で、大学男子テニスのトップレベルの決勝戦においてアメリカ人選手が極端に少ない現状を指摘した。同氏はSEC選手権の決勝で出場選手12名のうちアメリカ人はわずか1名であり、ACCおよびSECの決勝を合わせても24名中3名しかいないと述べた。これらの発言は、アメリカにおける選手育成をめぐる継続的な議論を浮き彫りにしている。
ESPNのアナリストで元プロテニス選手のパトリック・マッケンロー氏は、4月19日、テキサス大学とミシシッピ州立大学によるSEC男子テニス選手権決勝についてX(旧Twitter)に投稿した。ESPN/SECネットワークで試合を観戦した同氏は、「現在コート上に12人の選手がいるが、そのうちアメリカ出身は1人だけだ」と指摘した。試合はテキサス大学がミッチェル・テニス・センターで第6シードのミシシッピ州立大学ブルドッグスを4-2で破り、優勝を果たした。ロングホーンズ(テキサス大学)は序盤にダブルスでポイントを先取し、第2コートと第6コートでの逆転勝ちを含む重要なシングルス戦を制した。ミシシッピ州立大学もブライアン・エルナンデス・コルテス選手とベニト・サンチェス・マルティネス選手の勝利で反撃したが及ばず、22勝5敗という2019年以来最高のSEC選手権成績で幕を閉じた。マッケンロー氏は4月21日、ACCとSECの決勝について追記し、「シングルス選手24名のうちアメリカ人は3名……一体どうなっているんだ? システムのバランスが崩れている。大学スポーツはかつてアメリカ人選手を『育成』する場だった。今は短期的な勝利とグローバルなリクルートが優先され、育成の構造が存在しない」と批判した。同氏はその夜、Newsmaxの番組でこの問題について議論する予定だと述べた。マッケンロー氏は以前からアメリカ男子テニスについて懸念を表明しており、テニス・チャンネルに対し、テイラー・フリッツやベン・シェルトンといった選手が牽引し「良い状態」にはあるものの、2003年のアンディ・ロディック以降不在であるグランドスラム優勝者を輩出できなければ「最高の状態」とは言えないと語っている。また、ココ・ガウフやジェシカ・ペグラら4名がトップ10入りしている女子テニスの状況と比較して指摘した。