バルセロナ・オープン決勝、ピスタ・ラファ・ナダルで行われた試合において、アルチュール・フィスがアンドレイ・ルブレフを6-2、7-6で下し、今季初優勝を果たした。21歳のフランス人であるフィスは、8か月にわたる怪我での戦線離脱から復帰し、キャリア通算4度目のATPタイトルを獲得した。ルブレフは試合後のスピーチでフィスのプレーレベルを称賛した。
アルチュール・フィスが緊迫した第2セットを乗り越え、バルセロナ・オープン決勝でアンドレイ・ルブレフを6-2、7-6で破った。第1セットを余裕を持って奪ったフィスは、第2セットでも5-3とリードしたが、ルブレフに2度のブレークバックを許し、タイブレークにもつれ込んだ。しかし、終盤のプレッシャーがかかる展開の中、1時間半の激闘の末、フィスがタイブレークで7ポイントを連取して勝利を決定づけた。これは、昨年の全仏オープン後に背中の負傷で8か月間ツアーを離脱していたフィスにとって、復帰後初のタイトル獲得となる。彼は今大会、32強でテレンス・アトマンに対してセットカウント0-1から逆転勝利を収め、続くブランドン・ナカシマとロレンツォ・ムゼッティにはストレート勝ち。準決勝ではラファエル・ホダルに対し、第1セットを3-6で落としたものの、その後6-3、6-2と巻き返して決勝へ駒を進めていた。決勝までの道程でわずか1セットしか失っていなかったルブレフは、準優勝のスピーチでフィスのフォームが優れていたと認めた。「アルチュール、そして君のチームと家族におめでとうと言いたい。今の君のプレーぶりは信じられないほど素晴らしい」とルブレフは述べた。「君は毎日練習しているし、今の自分にはそのレベルがない。本当に君の優勝が嬉しいよ」。ルブレフにとってこれは、昨年のハンブルクでフラビオ・コボッリに敗れて以来の決勝戦だった。今季はカタールとドバイで準決勝に進出していた。フィスは試合後のメンタル面での課題について次のように振り返った。「第2セットの終盤はまさにメンタルとの戦いでした。タイブレークでの自分のプレーにはとても満足しています」。両選手は、4月22日から始まるマドリード・オープンに向かう。