カルロス・アルカラスは、マイアミ・オープンで「YOUNGEST EVER TO WIN THE 4 OF THEM(グランドスラムを史上最年少で達成)」と記されたラケットバッグを披露し、ファンの反発を招いた。これに対し、シュテフィ・グラフやセリーナ・ウィリアムズがこれより若い年齢で記録を達成しているとの指摘が上がった。ジャーナリストのホセ・モルガドは、アルカラスのキャリアグランドスラム達成を受け、これが「男子史上最年少」を指すものだと釈明した。
2026年2月の全豪オープンでノバク・ジョコビッチを破り、22歳272日でキャリアグランドスラムを達成した男子史上最年少の選手となったアルカラスは、好調なスタートを切った。カタール・オープンで優勝し、インディアンウェルズではダニール・メドベージェフに敗れたものの、3月時点で17勝1敗という成績を残している。
マイアミ・オープンにおいて、アルカラスは「YOUNGEST EVER TO WIN THE 4 OF THEM(グランドスラムを史上最年少で達成)」と刻印された白いナイキのラケットバッグを携えて登場した。これに対しファンからは、女子選手の功績が無視されているとの声が上がった。シュテフィ・グラフは1988年に19歳で(年間グランドスラムを含む)キャリアグランドスラムを達成しており、セリーナ・ウィリアムズも2003年の全豪オープン優勝時に22歳で達成しているためである。
SNSでは即座に反応が広がった。あるファンは「男子テニス選手が女子テニスをどれほど軽視しているかが改めて示された」と投稿し、別のファンは「グラフの方が若くして達成していなかったか?」と指摘した。さらに「彼の頭の中では女子はカウントされないのか。セリーナとシュテフィの方が彼より若かった」「シュテフィ・グラフが19歳でキャリアグランドスラムを達成した最初の選手であり、アルカラスではないということを思い出してほしい」といった批判的な意見が相次いだ。
著名なテニスジャーナリストであるホセ・モルガドは、「男子史上最年少」とSNSに投稿した。なお、アルカラスはマイアミの2回戦で、フォンセカを応援する観客の中でジョアン・フォンセカを6-4、6-4で下し、勝ち進んだ。