ニコラス・カウフマン弁護士は、国際刑事裁判所(ICC)拘置所の監視映像へのアクセスを求めている。この動きは、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ前大統領が抱える健康問題を証明するためのもの。5月27日に予定されている状況会議に先立ち行われた。
フィリピン・マニラ — 弁護人のニコラス・カウフマン氏は、ドゥテルテ氏の勾留に関する見解をICC第3公判部へ提出した。これは先週金曜日に主任弁護人を辞任する意向を申し出る直前に行われたもので、5月27日の状況会議に向けた裁判官の指示に応じる形となっている。
カウフマン氏は、81歳のドゥテルテ氏が24時間体制の監視下に置かれていると指摘した。この措置は、高齢や慢性的な疾患に伴う転倒リスクの増大に対応したものだ。同弁護士は、監視カメラの記録があれば、依頼人の身に起きたあらゆる出来事を把握できるはずだと主張した。
カウフマン氏は「ドゥテルテ氏が継続的なビデオ監視下に置かれていることを踏まえると、こうした出来事の頻度や性質はカメラに収められているか、あるいは警備員によって観察・記録されていると考えるのが妥当である」と述べている。この要請は、ドゥテルテ氏の釈放を求めるための最後の一手となる可能性がある。