ホークスが日本シリーズ制覇、5年ぶりの優勝

福岡ソフトバンクホークスは、阪神タイガースとの日本シリーズ第5戦で3-2の勝利を収め、4勝1敗でシリーズを制した。柳田悠岐の同点2ラン本塁打と野村勇の決勝サヨナラ本塁打が光ったこの試合で、ホークスは5年ぶり12度目の優勝を果たした。山川穂高がシリーズMVPに選ばれた。

日本シリーズ第5戦は、兵庫県西宮市の甲子園球場で10月31日に行われ、ホークスが延長11回に野村勇のソロ本塁打で3-2の勝利を収めた。これにより、ホークスは開幕から4連勝でシリーズを4-1で制覇。昨年、横浜DeNAベイスターズに敗れた苦い記憶を払拭し、5年ぶりの日本一となった。

試合は阪神が2回に坂本誠志郎の適時打、5回に佐藤輝明の適時打で2-0とリード。佐藤は4打数2安打で全5試合で安打を記録した。しかし8回、ホークスは宮城大弥の代打シングル後、柳田悠岐が石井大智投手から同点2ラン本塁打を放ち、試合を振り向かせた。柳田は「何かしたかった。久しぶりの優勝争いでチームを助けられてよかった」と語った。

11回表、野村が村上頌樹投手から先頭打者本塁打。リリーフ陣は6回以降阪神を1安打に抑え、杉山和輝が勝ち投手、松本裕樹がセーブを記録した。監督の小久保裕紀は「セ・リーグ王者の阪神相手に息つく暇もない試合だったが、よく戦った」と振り返った。

怪我続きのシーズンを若手中心に乗り切り、星野外野手が出場できなかった中での優勝。山川は3試合連続本塁打、打率.385でMVPに輝いた。ホークスは2017年から2020年までの4連覇以来のタイトルだ。

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