米移民税関捜査局(ICE)は、1週間足らずの間に同局の捜査官による死傷者を伴う銃撃事件が2件発生したことを受け、緊急性の低い車両停止を全米で停止した。
この方針転換は、7月13日にメイン州ビデフォードでの車両停止中に、捜査官がコロンビア国籍の26歳の男性を射殺した直後に即時発効した。同様の事案は前週にもヒューストンで発生しており、同局の捜査官がメキシコ国籍のロレンソ・サルガド・アラウホ氏を銃撃し死亡させていた。
国土安全保障省の当局者は、メイン州選出のスーザン・コリンズ上院議員やアンガス・キング上院議員らに対し、この方針変更を伝えた。この措置は新たな指針が承認されるまで継続され、刑事令状がある場合などの限定的な例外を除き、車両停止は行われない。
いずれの銃撃事件においてもボディカメラの映像は存在せず、同局は運転手が差し迫った脅威をもたらしたという主張を裏付ける映像証拠を提示していない。両党の上院議員からは、一連の事案に対する徹底的な調査を求める声が上がっている。