慢性疾患を抱えていた妻を「苦しみから解放するため」に殺害したと認めたアイオワ州の76歳の男に対し、禁錮50年の判決が言い渡された。リチャード・ホーシング被告は当初、第一級殺人の罪に問われていたが、第二級殺人罪で有罪を認めていた。裁判官は仮釈放の申請が可能となるまで最低35年の服役を義務付けた。
アイオワ州ペリー在住のリチャード・ホーシング被告は、第二級殺人罪で有罪を認め、金曜日に判決を言い渡された。76歳の同被告は2025年3月16日、74歳の妻ジーン・ホーシングさんの喉を切りつけ「苦しみから解放した」と自ら911に通報した。警察官が寝室でジーンさんの遺体を発見した際、喉には深い切り傷があり、近くには台所用ナイフが残され、リチャード被告の衣服には血が付着していた。Law & Crimeおよび地元メディアのKCCIが報じたところによると、被告はペリー警察の捜査に協力的な姿勢を示したという。ジーンさんは双極性障害と多発性硬化症を患っていた。結婚して52年になる夫婦は共に自動車部品店を経営し、息子が一人いた。検察側は当初第一級殺人罪で起訴していたが、終身刑を避けるため、ホーシング被告はより軽い罪状での有罪答弁に応じた。今回の禁錮50年という判決により、現在76歳のホーシング被告は、実質的に残りの人生のすべてを獄中で過ごすことになるとみられる。