日本、出産費用に公的保険の全額適用を計画

厚生労働省は、出産費用の全額を公的健康保険でカバーする計画を進めている。これにより、妊産婦の自己負担をなくすことを目指す。2027年度以降の実施を予定している。

厚生労働省は、出産費用の全額を公的健康保険で適用する方針を明らかにした。複数の情報筋によると、この計画は社会保障審議会の医療保険部会に木曜日提出される予定だ。政府は来年の通常国会に関連法案を提出し、2027年度以降に開始することを目指している。

現在の出産一時金制度は廃止され、これに代わる形となる。一時金は1994年に30万円で始まり、徐々に引き上げられ、2023年には原則50万円となった。しかし、物価上昇などの影響で出産費用は上昇を続け、2024年度の全国平均は51万9805円に達した。地域差も大きく、東京では約65万円、熊本県では約40万円となっている。

省は全国一律の出産費用額を設定し、健康保険で全額カバーすることで、経済的負担を軽減する。産後の美容治療や特別食事については自己負担となる。また、帝王切開はすでに保険適用されているが、自己負担分は30%のまま維持される。

この措置は、妊産婦の支援を強化し、少子化対策の一環として位置づけられる。出産費用の高さが子育ての障壁となっている中、こうした政策変更は家庭の経済状況に影響を与える可能性がある。

このウェブサイトはCookieを使用します

サイトを改善するための分析にCookieを使用します。詳細については、プライバシーポリシーをお読みください。
拒否