ピッツバーグ・スティーラーズの元ランニングバック、ジェローム・ベティス氏は、周囲のサポート体制が整っていないことを理由に、チームに対し新人クォーターバック(QB)を早期にドラフト指名しないよう促した。同氏は、まずは現在のQB事情を考慮したチーム作りを行うべきだと強調した。このコメントはポッドキャスト番組「Chipped Ham and Football」の中で語られたもの。
ピッツバーグ・スティーラーズは、オフシーズンを迎えるにあたり、長期的なQBの解決策を見いだせていない。チームは42歳の選手からの決断を待っている状況で、現ロースターには最近ドラフト6巡目で指名した選手と、長年バックアップを務めてきた選手しかいない。ベティス氏はこの不確実性を指摘し、「一度立ち止まって、我々にはQBを支えるために必要な構成要素が揃っていないという現実を直視しなければならない。QBのポジションばかりを心配するのではなく、どんなQBが先発したとしても助けられる体制を整えるべきだ。今のままでは、フィールドに誰が立っていても十分なサポートができていないからだ」と述べた。同氏は特にレシーバーとオフェンシブラインの強化を求めた。ベティス氏は「オフェンス面では、レシーバーとオフェンシブラインのポジションにしっかりと取り組む必要があると信じている」と付け加えた。スティーラーズにはDK・メトカーフとマイケル・ピットマンJr.という強力なレシーバーコンビがおり、ロマン・ウィルソンにもさらなる貢献が期待されているが、選手層は依然として薄い。オフェンシブラインではブロデリック・ジョーンズが回復中だが、ディラン・クックにはNFLでの実績がなく、左ガードのブロック・ホフマンやスペンサー・アンダーソンといった選択肢もアップグレードが必要な可能性がある。バックフィールドでは、ケネス・ゲインウェルの代わりにリコ・ダウドルを加え、過去に1,000ヤード超えのシーズンを経験しているジェイレン・ウォーレンとコンビを組ませている。タイトエンドのパット・フライアーマスとダーネル・ワシントンは強固な基盤となっている。ピッツバーグはドラフト上位3巡目までに5つの指名権を保持しており、そこにはオフェンシブラインやレシーバーの有望株が数多く存在している。