2011年の映画『マイティ・ソー』で監督を務めたケネス・ブラナーが、よりダークな続編でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に復帰したいという意向を明かした。アカデミー賞受賞者である彼は、Business Insiderとのインタビューで自身の考えを語り、キャラクターを「栄光ある黄昏」へと導く物語を構想していると述べた。
『マイティ・ソー』第1作のメガホンを取ってから15年、ブラナーは北欧神話の雷神との関係を完結させたいという強い願望を告白した。「自分の一部は、このキャラクターとの関係を締めくくりたいと強く願っている」と彼はBusiness Insiderに語った。「以前からもっとやりたいと思っていたし、実はアイデアもいくつかあった。ジェームズ・マンゴールド監督の素晴らしい『LOGAN/ローガン』のような世界観に近いものだ。クリス・ヘムズワースをはじめとする出演者たちが、ソーを『栄光ある黄昏』へと導く、それぞれの完結編を見届けたいんだ」。ブラナーは、第1作の直後に続編を監督しなかった理由についてこう説明した。「間違いなく次はやりたかった。だが、その時点では無理だった」と彼は語る。「マーベルの撮影は過酷だ。ポストプロダクションはさらに過酷で、非常にエキサイティングだが極めてハードだ。私は間違いなく息抜きが必要だった。ケヴィン・ファイギもキャストもそれを理解してくれた。休憩が必要だったんだ」。ソーとキャストの「黄昏」を描く物語に意欲を見せる一方で、ブラナーは不透明な点も認めている。マーベルの今後の計画はすでに決まっている可能性が高く、自身が監督を務めるかどうかは「また別の問題」だと指摘した。なお、2011年の『マイティ・ソー』以降は、Deadlineが最初に報じた通り、2013年にアラン・テイラーが『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を、その後2017年にタイカ・ワイティティが『マイティ・ソー バトルロイヤル』を、2022年に『ソー:ラブ&サンダー』を監督している。