歌舞伎ドラマ『国宝』が日本国内で大きな興行成績のマイルストーンを達成し、長年続いた記録を抜いて国内最高興収の実写映画となった。李相日監督作品は6月6日の公開以来、174億円(1億1100万ドル)を稼ぎ、1230万枚以上のチケットを販売した。また、2026年アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表に選ばれている。
興行収入マイルストーン
李相日監督の3時間にわたる歌舞伎劇ドラマ『国宝』は、日本国内で史上最高興収の日本実写映画となり歴史に名を刻んだ。2003年の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が持っていた22年ぶりの記録を抜き、11月24日時点で国内興収174億円(1億1100万ドル)、チケット売上1230万枚超を記録した。6月6日の初日公開から172日を費やし、全ジャンルを通じた日本歴代興行収入ランキングで11位にランクインした(興行通信社調べ)。
あらすじと制作
1964年の長崎を舞台に、14歳の菊雄がヤクザの親分の父の死後、名優の息子とともに歌舞伎の稽古に励む姿を描く。物語は数十年間にわたり、役者養成所から大舞台までを駆け抜ける。脚本は奥寺佐渡子、原作は吉田修一の小説、音楽は原麻里子。キャストには吉沢亮、横浜流星、渡辺謙らが名を連ねる。Aniplex Inc.がMyriagon Studio、Amuse Inc.、東宝、ローソン、Credeusと組んで制作。期待を裏切り、世界第3位の映画市場である日本の活性化に寄与した。
国際的な展望
第98回アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表として、『国宝』は国際的な注目を集めている。北米配給のGKIDSが11月14日にロサンゼルス、21日にニューヨークで資格跑会を開始し、満席が続き、興収6万ドル超の見込み。監督の李と主演の吉沢が両都市でQ&Aに出席した。2026年初頭に米国での本格公開を予定。GKIDS社長デイブ・ジェステット氏は「日本での歴史的な興行成功は、この映画が劇場で必見のイベントであることを示しており、多くの日本観客がその没入型の美しさを体験するために複数回劇場に戻っている」と語った。