LGはCES 2026ラスベガスでAI搭載ヒューマノイドロボットCLOiDを公開した。洗濯物の折り畳み、食器洗い機の荷下ろし、食事の提供などのタスクを扱うよう設計されている。このロボットはLGのThinQエコシステムと連携し、接続家電を管理し、ユーザーのルーチンを学習する。まだコンセプト段階だが、大手家電メーカーが多機能ホームロボティクスに踏み出す一歩となる。
LGエレクトロニクスは2026年1月4日、ラスベガスで開催されたCESの開幕時にCLOiDロボットを公開し、将来のホームオートメーションの姿を示した。ヒューマノイドロボットはディスプレイ、スピーカー、カメラ、センサーを備えたヘッドユニットを持ち、音声言語と「表情」によるコミュニケーションを可能にする。LGのプレスリリースによると、ユーザーの生活環境とライフスタイルパターンを学習し、接続されたホーム家電を制御できる。
CLOiDのデザインには、肩、肘、手首の関節を含む人間の腕の動きを模倣する7自由度の2本の関節付きアームを備えた胴体が含まれる。手には精密操作のための独立駆動5本指がある。LGのロボット掃除機技術由来の車輪付きベースに搭載され、低重心で安定性を保つ。胴体が傾いて高さを調整し、膝の高さから上方の物体を拾えるが、床面には届かない。
デモンストレーションでは、洗濯サイクルの開始、衣服の折り畳みと積み重ね、冷蔵庫からのミルク取り出し、オーブンへのクロワッサン入れ、食器洗い機からの皿下ろし、食事提供が披露された。一枚の画像ではホームワークアウト中の女性のそばにいたが、その役割は不明。「CLOiDは日常の家事にかかる時間と身体的労力を減らすことを目的とする」とLGは述べた。
このロボットはモバイルAIホームハブとして機能し、LGのThinQプラットフォームおよびThinQ ONハブと連携して家電間のタスクを調整する。CESは1月9日まで続くが、LGはCLOiDをコンセプトとし、実用的なホームロボットの開発と自動開閉ドア付き冷蔵庫などの家電へのロボティクス統合を計画している。これにより、従来スタートアップが支配していた先進ホームロボット市場でLGが位置づけられる。