Microsoftは、OpenClawプラットフォームに着想を得て、ユーザーに代わって自律的にタスクを実行できる常時稼働型のAIアシスタント「Copilot」の開発を進めている。同社は、AIがユーザーの代理でアクションを行えるようにするためのOpenClawを活用した初期段階の実験を認めた。オープンソースツールであるOpenClawには安全対策が欠如しているとの懸念があり、安全性への取り組みが重要な焦点となっている。
Microsoftは、Copilotをメールやカレンダーの管理といったタスクをこなせる自律型AIへと刷新することを目指している。The Informationの報道によると、同社はAIエージェント向けのオープンソースプラットフォームとして人気を集めるOpenClawと同様の技術を検討中だという。MicrosoftのコーポレートバイスプレジデントであるOmar Shahine氏はThe Informationに対し、同社がこうした機能に関心を抱いていると語った。また関係者によれば、OpenClawには欠けている安全機能を強化するための取り組みが進められているとのことである。NvidiaのNemoClawやAnthropicのClaudeなど、保護機能が組み込まれた自律型AIのトレンドは高まっている。Microsoftの広報担当者はCNETに対し、同社がOpenClawと連携していることを認めた。同担当者は「顧客によるAIの導入規模が拡大する中で、我々は対話からユーザーに代わってアクションを実行する機能へと移行するための実験を続けている。OpenClawとの取り組みはまだ初期段階にあるが、これは日常的な摩擦を軽減し、人々がより重要な仕事に時間を費やせるようにするという我々の姿勢を反映したものだ」と述べ、企業利用に向けた責任ある開発を強調した。OpenClawはそのセキュリティやプライバシー対策の欠如を批判されており、競合他社は安全対策を最優先事項としている。Microsoftは6月2日から3日に開催される開発者会議「Build」で、アップデートされたCopilotを発表する可能性がある。