スペイン国家警察はセウタのエル・タラハル工業地帯において、モロッコとつながるハシシュ密輸用の高度なトンネルを発見した。内務省によると、このトンネルには3つの階層があり、レール、トロッコ、滑車システムが備えられている。金曜日の摘発作戦では20人が逮捕された。
スペイン国家警察の薬物・組織犯罪ユニット(Udyco)は先週末、モロッコ国境に近いセウタのエル・タラハル工業団地内の倉庫でこのトンネルを発見した。内務省から「迷宮のようだ」と評されたこの通路は、降下用の立て坑、中間貯蔵室、そしてモロッコへ続く最終区画で構成されている。電気配線、レール、トロッコ、滑車、排水設備が完備されており、人の出入りを最小限に抑えつつ、毎日最大2トンのハシシュを輸送することが可能だった。
セウタ側の入り口は大型の防音冷蔵庫の裏側に隠されており、出口はカスティジェホス(フニデク)の軍事基地近くのモロッコ領内にあった。このインフラは、2025年2月に市民警備隊が200メートル離れた場所で発見したトンネルよりも高度なもので、当時のものはより粗末な作りで、浸水のためネオプレン素材のスーツが必要だった。
セウタ予審裁判所第3法廷の指揮下で行われたこの作戦により、元市民警備隊員やラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオン出身の麻薬密売人を含む20人が逮捕され、そのうち14人が勾留された。当局はアルメリアで15トンのハシシュを押収したほか、セウタ、アンダルシア、ガリシアで29件の家宅捜索を行い、150万ユーロの現金と66台の通信機器を押収した。
1年以上前から開始されていたこの捜査は、モロッコ産のハシシュを輸入し、スペイン国内および欧州へ流通させていたセウタ拠点のネットワークを標的としていた。当局は火曜日に記者会見を開き、発見の詳細を説明する予定である。