アシェット・ブック・グループ、センゲージ、エルゼビア、および作家のスコット・トゥローは7月10日、Googleを相手取り、ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に集団訴訟を提起した。訴状によると、Googleは許諾や対価の支払いなしに、数百万件の著作物をGemini AIモデルの学習に無断で使用したとされている。また、このAIが元の作品と競合する代替コンテンツを生成できる点も問題視されている。
原告らは、Googleが著作権法に違反していると知りながら資料を複製したと主張している。さらに、ソースを隠蔽するために著作権管理情報を削除したことや、Geminiが侵害コンテンツを出力するのを防ぐための効果的なガードレールを設けていないとも指摘している。今回の訴訟は、AI企業の学習データ利用をめぐり、出版社や作家が相次いで起こしている法的措置の最新事例となる。原告らは同様の理由で、5月にもMetaに対して集団訴訟を提起している。Googleおよび原告側の弁護士は、本件に関するコメントの要請に対し、直ちに回答はしていない。