ニューヨーク・タイムズは、OpenAIおよびマイクロソフトを相手取った著作権侵害訴訟の内容を更新する許可を裁判所に求めた。今回の動きは、寄与侵害の立証基準を引き上げた最高裁の判決を受けたものだ。
同紙は木曜日に提出した申し立ての中で、マイクロソフトがOpenAI専用の強力なスーパーコンピューターを構築することで著作権侵害に寄与したという主張を強化しようとしている。今回の提出は、最高裁がソニー関連の訴訟においてCox Communications側の主張を支持し、原告に対して違法行為の意図的な誘発を証明するよう求めた判決を受けたものだ。ニューヨーク・タイムズの広報担当であるグラハム・ジェームズ氏は、今回の修正は新しい判例と証拠開示に基づき、寄与侵害の主張を明確にするためのものだと述べた。また、同紙は被告に対する他の2つの請求を取り下げることにも合意した。マイクロソフトは、この動きを不利な判例が出た後の苦し紛れの挽回策であると評している。同紙は、件のスーパーコンピューターは自社の著作権で保護された記事を無断で学習させるために設計され、マイクロソフトの市場価値向上に貢献したと主張している。