Linuxカーネルのメンテナーであるグレッグ・クロー=ハートマン氏は、RustWeek 2026において、セキュリティ脆弱性の大部分を防ぐ可能性のある新しいRust型を発表した。このアプローチは、ユーザースペースやハードウェアからの信頼できないデータの取り扱いに焦点を当てており、カーネルにすでに導入されているRustの既存の安全機能を基盤としている。
グレッグ・クロー=ハートマン氏は今週、ユトレヒトで現在開発中のRustベースの提案について講演した。同氏は、Untrusted型が入力データをマークし、使用前に明示的な検証を強制することになると説明した。この変更に伴う実行時のコストはなく、チェックを一元化することでレビューの容易化を目指す。クロー=ハートマン氏は2005年以来、すべてのカーネルのセキュリティ問題を監督してきた経験から、このアイデアによってCVEの約80%を排除できる可能性があると推定している。