ハイチの治安当局幹部であるジェームズ・ボヤード氏が木曜日、ポルトープランスのブルドン地区で武装集団に誘拐された。
ボヤード氏は国防省の官房長官および国家警察の監察総監を務めている。同氏は政治学者でもあり、同国の軍再建や警察改革の取り組みに関与している。
誘拐が発生したブルドンは、首都の中でも比較的安全とみなされていた数少ない地域のひとつである。匿名の情報筋が土曜日にAP通信に対してこの事件を確認し、ボヤード氏が近年誘拐された中で最高位の当局者であると指摘した。
国際危機グループのアナリスト、ディエゴ・ダ・リン氏は、この誘拐には綿密な計画と内部関係者の協力があった可能性が高いと述べた。同氏は、ギャングが以前は安全だった地域にまで誘拐の範囲を広げており、時には警察官を装うこともあると指摘している。
国連の報告書によると、2025年12月から2026年2月までの間に少なくとも267人が誘拐されたと報告されている。2025年の合計は1,268人で、前年比で約40パーセント減少した。