韓国の国策研究機関は、半導体の輸出好調が製造業の鈍化を補い、6月の韓国経済が緩やかな回復経路を維持したと発表した。
韓国開発研究院(KDI)は水曜日、製造業の生産が低迷したものの、半導体産業の収益が全体的な成長を支えたと報告した。6月の輸出額は前年同月比70.9%増の1,022億5,000万ドルを記録し、過去最高となった。そのうち、半導体の出荷額は3倍近くの448億2,000万ドルに達した。
同研究所は、AI関連の需要により輸出額が高水準で維持された一方、輸出数量の伸びは鈍化したと指摘している。また、6月中旬以降、米国とイランの紛争をめぐる不透明感は和らいだものの、原油価格の高止まりやウォン安がインフレをさらに押し上げる可能性があると付け加えた。
6月の消費者物価指数は3.2%上昇し、2023年12月以降で最も高い伸びとなった。KDIは、これが追加利上げの可能性を高め、消費回復の足かせになる恐れがあると警告している。