香港の保護者と教員300名を対象とした調査で、保護者の約60%が侵襲性髄膜炎菌感染症を一般的な風邪と同じものだと認識していることが明らかになった。香港幼児教育者協会が日曜日に発表した調査結果は、夏の旅行シーズンを前に予防接種率の低さを浮き彫りにしている。
同疾患に関する知識を問う質問に対し、保護者の平均点は10点満点中3.84点、教員は4.8点だった。保護者の78%が子供に髄膜炎菌ワクチンを接種させておらず、3分の1以上がワクチンの存在すら知らなかった。
回答者の86%が過去1年間に子供を連れて旅行しており、最も人気のある渡航先は中国本土、台湾、マカオだった。
髄膜炎菌感染症は稀ではあるものの、重症化すれば生命を脅かす恐れのある細菌感染症である。通常、脳や脊髄を包む膜が炎症を起こす髄膜炎や、深刻な血流感染である髄膜炎菌血症を引き起こし、両方が同時に発生することも多い。医師らは、この疾患に対する一般の認識を深めるよう強く求めている。