2026年5月5日、フィリピン保健省は、3人の乗客が死亡したハンタウイルス感染の疑いがあるMV Hondiusにおいて、38人のフィリピン人乗組員に体調不良者はいないことを確認した。同船には149人が乗船しており、現在もカーボベルデ沖で隔離され、調査が続いている。
MV Hondiusで発生しているハンタウイルス集団感染(乗客3人が死亡し、カーボベルデへの入港が拒否されたと報じられている、関連記事参照)について、運航会社であるオランダのOceanwide Expeditionsは5月4日、「深刻な医療事態」にあると詳細を説明した。同船は149人(運航会社発表では乗客87人、乗組員61人、WHO報告では計147人)を乗せ、アルゼンチンからカーボベルデへ向かっていた。
主な症例のまとめ:4月11日、初期症状の後に呼吸困難でオランダ人男性が死亡。4月27日にはその妻がハンタウイルス感染が確認された状態で死亡。4月24日に南アフリカへ搬送された英国人乗客が5月2日に陽性と判明。5月2日には肺炎の疑いでドイツ人女性が死亡した。乗組員2人(英国人とオランダ人)にも呼吸器症状が見られる。
カーボベルデ当局は下船を禁止した。WHOのマリア・ファン・ケルクホーフェ氏は5月5日、一般市民へのリスクは低いと指摘し、調査を支援していると述べた。ある乗客はロイターに対し、「私たちは単なる見出しの一部ではありません。家族を持つ生身の人間なのです」と語った。
本日の最新情報:フィリピン保健省のアルバート・ドミンゴ次官は、フィリピン人乗組員に感染者はいないと述べ、「彼らに症状はありません……今のところは」と語った。保健省と検疫局が状況を監視している。フィリピン国内でハンタウイルスの症例は確認されていない。