Tescoは、Broadcomによる不当な価格設定の疑いを受け、VMware製品から4万件のサーバーワークロードを移行している。英小売大手の同社は昨年、高等法院に契約違反で提訴した。最新の裁判資料では、現在進行中の移行における課題や、和解案が拒否された詳細が明らかになっている。
2026年度に737億ポンドの売上高を報告したTescoは、2021年1月に2026年までのサポートが含まれたVMwareの永続ライセンスを購入した。2023年11月のBroadcomによるVMware買収を機に紛争が発生し、同社はBroadcomが当初の契約条件の履行を拒否し、大幅な値上げを要求したと主張している。
2026年1月、BroadcomはTescoのVMware製品に対するサポートを終了した。Tescoはその後、サードパーティによるサポート料を支払い、代替プラットフォームへのワークロード移行を開始したが、既存のデータ保護ツールとの互換性問題に直面している。
TescoはBroadcomからの複数の提案を拒否しており、その中には1年間のサービスに対して1,760万ポンドを要求するものもあったが、Tescoはこれを予想コストを175%上回る金額だと指摘した。本件の裁判は2027年11月から2028年2月の間に予定されている。