テスラは2026年第2四半期、名称非公開のAIハードウェア企業を株式交換により19億5000万ドルで買収する手続きを完了した。この取引は、同社が規制当局に提出した四半期報告書で明らかになった。買収額の大半は、テスラ自身が達成困難と見なす将来の業績目標に連動している。
この取引は、テスラの2026年第2四半期10-Q報告書(四半期報告書)の短い一節で確認された。テスラは全額を普通株式および株式報酬として支払い、そのうち特許および関連技術に割り当てられたのは2億2200万ドルに過ぎず、残りの17億3000万ドルは雇用条件や導入マイルストーンの達成を条件としている。
今回の買収は、テスラが2026年4月に発表した最大20億ドル規模の合意内容と一致する。第2四半期の報告書によれば、取引は計画通り完了しており、条件付きの金額はわずかに下方修正された。テスラは、これらの業績目標の達成可能性は低いと判断したため、株式報酬に関する報酬費用は計上していない。
買収対象となった企業名は公表されておらず、技術やチームに関する詳細は一切明かされていない。今回の取引は、テスラが今年進めているAIコンピューティングや関連インフラへの投資を加速させるための、株式を活用した戦略の一環である。