トランプ政権は、詐欺と不法移民を対象とした1か月の作戦のため、約2000人の連邦移民捜査員をミネソタに動員した。この展開は、数億ドルの詐欺疑惑に続くもので、ソマリ系が運営する託児所や非営利団体が納税者の資金をソマリアに流用したとされる。当局は関与者の捜査と国外追放を進め、福祉プログラムの広範な乱用に対処する狙いだ。
週末に指示されたこの作戦は、全米から捜査員がミネソタに速やかに集合することを求めている、と国土安全保障省筋が明らかにした。国土安全保障省捜査チームは、数十人のソマリ系が偽の非営利団体やペーパーカンパニーを使い、90億ドルの納税者資金を盗み、ソマリアやテロ組織アルシャバブに送金した詐欺を捜査する、とCity Journalが報じた。2021年以来、90人以上が起訴され、60人以上が有罪判決を受けている、とCBS Newsが引用した裁判文書によると。
ロサンゼルスやシカゴでの大規模捜査で知られる税関・国境警備局のグレゴリー・ボビーノ司令官が、国境警備隊員と共に参加する。移民税関執行局(ICE)は、収容者の輸送用に航空機を準備し、国外追放処理スペースのある施設へ移送する。これは2025年末の「オペレーション・メトロ・サージ」に続くもので、ミネソタで400人以上の不法移民を逮捕した。
YouTuberニック・シャーリーの動画がミネアポリス市のソマリ系託児所の空き施設を暴露したことがきっかけで、連邦当局の戸別訪問が始まった。連邦検察は「Feeding Our Future」詐欺など、子供への食事提供を偽って数億ドルを詐取した事例を記録。偽の自閉症センターなど他の事業者も近年、数億ドルの損失を生んだ。
一方、保健福祉省は月曜日、バイデン政権時代の規則を撤回する提案をし、出席ではなく登録数に基づいて託児所事業者に前払いする制度が詐欺を招いたと指摘。「紙の登録数で前払いするのは乱用を招く」と同省副長官ジム・オニール氏。ミネソタの託児所補助金支払いを先週停止したこの変更は、30日間の意見募集後、ケア後支払いと出席データに基づくものとなる。
スキャンダルの中でミネソタの政治情勢が変化し、ティム・ウォルツ知事が再選不出馬を決めた。エミ・クロブチャー上院議員が知事選出馬の可能性があり、上院議席が空く。共和党は民主党の失政の証拠として詐欺を挙げ、好機と見なす。