ABCの番組「ディス・ウィーク」の司会者ジョナサン・カール氏は日曜日の放送で、イランとの紛争に関するドナルド・トランプ大統領の不透明な発言について、孫子の兵法を引用して論じた。作戦開始から1ヶ月が経過した「オペレーション・エピック・フューリー」に触れ、カール氏は軍事行動の縮小や拡大についてトランプ氏の発言が矛盾していると指摘。目標達成が近いとの主張から、イランのインフラ攻撃を警告する発言まで、その変遷を挙げた。
ABC「ディス・ウィーク」の司会者ジョナサン・カール氏は、3月29日の放送でイランとの戦争に関するトランプ大統領の最近の発言を分析した。カール氏は「孫子の兵法」を引用し、「指導者の計画は夜のように暗く、不可解でなければならない」と述べ、トランプ氏の手法がまさにそれに当てはまると指摘した。同氏は、成果を強調しつつも現地での軍備増強を進めるという同氏の姿勢に言及した。マルコ・ルビオ国務長官やピート・ヘグセス国防長官を含むトランプ氏の側近たちは、軍事的および外交的なあらゆる選択肢を排除しない立場を維持している。カール氏は過去10日間のトランプ氏の発言を詳細に紹介した。3月20日、トランプ氏は「軍事目標の達成に近づいており、中東での軍事活動の縮小を検討している」と述べた。しかし翌21日には、イラン政権がホルムズ海峡を完全に開放しなければ、同国の電力インフラを「攻撃し、壊滅させる」と脅した。その後、トランプ氏は敵対関係終結に向けた「生産的な」対話について言及したものの、期限を何度も延長している。カール氏は「トランプ大統領の発言を聞いていると、戦争が今にも終わるかのように聞こえることもあれば、激化しようとしているように聞こえることもある」と述べ、トランプ氏が軍事拡大の兆候がある中で、目標を予定より早く達成したと頻繁に主張している点を指摘した。