Anthropicは7月24日、新モデル「Opus 5」をリリースした。同モデルは、主要なタスクにおいて同社の最高性能モデルである「Fable 5」に近い性能を持ちながら、コスト効率に優れた選択肢として位置付けられている。今回のリリースでは、従来モデルと比較してコーディング能力の向上や自律性の強化、安全フィルターの調整が行われている。
Anthropicは、ClaudeシリーズのアップデートとしてOpus 5を展開した。このモデルはFable 5に近いレベルのパフォーマンスを半額で提供し、コーディング、ナレッジワーク、有機化学やタンパク質配列解析といった科学研究の分野で性能が向上している。
ユーザーはダイアル操作で労力レベルを調整し、網羅性とスピードのバランスを取ることができる。高速モードのプレビュー版では、Opus 4の2倍の価格で2.5倍の出力速度を実現した。また、安全性フィルターによってプロンプトがブロックされた場合に別のモデルへ切り替えるフォールバックシステムも搭載されている。
価格は入力トークン100万あたり5ドル、出力トークン100万あたり25ドルに据え置かれている。Opus 5にはFableに適用されている30日間のデータ保持ポリシーがなく、高度なサイバーセキュリティ攻撃のタスクについては学習されていない。
Anthropicによれば、同モデルは同社のリリース製品の中で最も欺瞞的な動作を示す率が低く、制限のあるプロンプトに対する介入頻度はFable 5より85%少ないという。