AT&Tは、新規顧客向けに無制限のモバイルデータ通信とギガビット対応の自宅用ブロードバンドを組み合わせた新サービス「OneConnect」を発表した。料金は月額90ドルからで、税金や手数料も含まれている。既存の顧客は現時点では本サービスへ移行できない。
AT&TのOneConnectは、世帯規模に合わせて選べる3つのプランを用意している。「Individual(個人)」プランは月額90ドルで、音声回線1つ、最大3つのデータデバイス、そして1世帯での1Gbpsインターネット接続が利用可能。「Duo(デュオ)」プランは月額120ドルで、2名分の音声回線と最大6つのデータデバイスをカバーし、「Family(ファミリー)」オプションは月額225ドルで最大10回線と10台のデバイスに対応し、同様の通信速度を提供する。すべてのプランで無制限の通話、テキスト送信、データ通信、および「AT&T ActiveArmor」セキュリティ機能が利用でき、通信事業者としては珍しく、税金や手数料が料金に含まれている。プランには、不要な通話やテキストをフィルタリングする「AT&T ActiveArmor」サービスも含まれる。OneConnectを利用するには、顧客自身でeSIM対応のSIMロック解除済み端末を用意する必要があり、新しいスマートフォン向けのプロモーションは提供されない。AT&Tの広報担当者は「顧客からのフィードバックを収集し、初期導入グループで体験の検証を行った後、可能な限り多くの顧客にOneConnectを提供していく予定だ」と述べている。比較として、同様のサービスを個別に契約した場合、AT&Tではギガビット光回線と2回線で約225ドル、1回線でも約155ドルかかる。VerizonやT-Mobileといった他社もサービスを組み合わせた割引を提供しているが、本プランのような統合型の形式ではない。AT&Tは、今回のワンストップ的なアプローチで接続サービスの簡素化を目指しているが、単体プランで可能なカスタマイズ性は制限されることとなる。