Netflixは米国における全てのサブスクリプションプランで料金を引き上げた。広告付きプランは月額8ドルから9ドルに値上がりしたほか、広告なしのスタンダードプランは18ドルから20ドルへ、プレミアムプランは25ドルから27ドルにそれぞれ改定された。この変更は新規加入者には即時適用され、既存の加入者には今後数週間かけて順次適用される。
Netflixは、同社の「プランと料金」ページを更新し、米国内の全サブスクリプションプランで料金を引き上げたことを発表した。広告付きスタンダードプランは月額8ドルから9ドルに、広告なしのスタンダードプランは18ドルから20ドルに、そして4Kストリーミングや空間オーディオ、4台の端末での同時視聴に対応するプレミアムプランは25ドルから27ドルに値上げされた。Netflixの広報担当者がCNETなどのメディアに語ったところによると、追加メンバー料金も引き上げられ、広告付きプランでは月額7ドルから8ドルに、広告なしプランでは月額10ドルとなった。世帯外のメンバーを追加する場合の費用は、広告付きで月額8ドル、広告なしで月額10ドルに増額されている。Netflixの広報担当者は今回の値上げについて「エンターテインメントの拡充とサービス品質の向上を反映させるため、米国内の価格を更新している」と説明した。また、既存の会員には請求サイクルに応じて、新価格が適用される1か月前にメールで通知されるという。今回の改定は、HDR10+への対応や字幕の刷新、テレビアプリのリニューアル、さらにモバイルアプリのアップデートやライブ配信に向けた取り組みなどの改善に続くものだ。Netflixによる価格改定は、最大16%の値上げが行われた2025年1月以来となる。同社が発表した2025年の純利益は110億ドルで、2024年の87億ドルから増加した。最高財務責任者(CFO)のスペンサー・アダム・ニューマン氏は、1月の決算説明会において、価格設定、会員数の増加、そして広告収入の倍増が2026年の主要な成長要因であると強調した。また、社長のグレゴリー・K・ピーターズ氏は、2月に中止となったWarner Bros. Discoveryの買収計画は、価格戦略には何ら影響を与えていないと述べた。Varietyが最初に報じ、Android Authorityが確認した今回の値上げは、2026年に入ってからSpotify、Prime Video、Crunchyroll、Paramount Plusなどが実施した同様の動きに追随するものとなる。