インドネシア当局は、バリ島からの出国を準備していたプライベートジェットのトイレ内に潜伏していた、麻薬密売容疑のかかる55歳のオーストラリア人男性を拘束した。デンパサール空港で、男性が提示したブラジル旅券に当局が不審を抱いたことが逮捕の端緒となった。
オーストラリアのメディアによってアンジェロ・パンデリと報じられたこの男は、土曜日に滑走路からVIPターミナルへ戻るよう指示が出された航空機のトイレから発見された。当局が機内を確認した際、パンデリは隠れていた一方で、他にも3人の乗客が同乗していた。パンデリはバイクギャングやいわゆる「オージー・カルテル」と関連があり、オーストラリアへの麻薬密輸に関与した疑いでインターポール(国際刑事警察機構)から指名手配されていた。同容疑者はインドネシアへの正式な入国記録がなく、偽造のブラジル旅券を使用して移動していた。逮捕後、同容疑者はオーストラリア大使館の要請により、本国での訴追のため強制送還された。インドネシアの入国管理局は、バリ島が国際的な犯罪者の逃亡先となることを防ぐ方針を改めて示した。