BitGoは、7月1日の期限を前に企業が規制要件を満たせるよう、欧州全域でMiCA(暗号資産市場規制)に準拠したCrypto-as-a-Serviceプラットフォームの提供を開始した。ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)の認可を受けた同社は、企業が個別にコンプライアンスシステムを構築する代替手段として、カストディおよびトレーディングツールを提供する。
ドイツの金融規制当局BaFinから認可を受けているBitGo Europeは、水曜日に同プラットフォームを立ち上げた。これにより、対象となる暗号資産企業は、自社で顧客サポートを行いながら、自社のウォレットをBitGoのMiCA準拠インフラに統合することが可能となる。
CEOのMike Belshe氏は、既存のKYCプロセスを持つ企業は、顧客を分離されたサブアカウントにオンボーディングできると説明している。「すべての顧客をオンボーディングし、BitGo内のサブアカウントとして管理することが可能だ」と同氏は述べた。企業は、並行して独自のCASPライセンスの取得を進めることもできる。
MiCAの最終移行期限は6月末に迫っている。業界データによると、2026年5月時点で認可を受けたCASPは194社であるが、MiCA施行前の企業の約75%が登録資格を失う可能性があると推定されている。