中国の科学者チームが、試作型貨物宇宙船内で砂漠のコケを再生させることに成功した。この実験は、極限の宇宙環境下における生物維持システムを検証するもの。
月曜日に発表された実験結果によると、対象となったのは耐乾燥性を持つコケ「Syntrichia caninervis(シントリキア・カニネルビス)」である。このコケは、微小重力、強力な放射線、そして深刻な乾燥状態にさらされた後に再生した。
中国の科学者らは以前、このコケが火星を模した環境において有望な先駆種であることを確認していた。今回の知見は、低エネルギーでの生態系改善や、現地資源の利用に関する理論的裏付けを提供することが期待されている。
中国中央テレビ(CCTV)によると、この成果は中国が新たな宇宙技術を導入し、宇宙ステーションを安全に運用・保守し、将来の宇宙資源を最大限に活用する一助となるという。この試験は、試作宇宙船「青舟」を用いた軌道上試験の一環として行われた。