中国のLEDチップメーカーである三安光電(Sanan Optoelectronics)によるオランダのLumileds買収計画が、米国の対米外国投資委員会(CFIUS)からの反対を受けて白紙撤回された。2026年4月17日、当事者両社は当局に申請取り下げ書を提出し、取引を自発的に断念した。三安光電は、今回の破談が同社の財務状況や日常業務に重大な影響を与えることはないとしている。
株式売買契約に基づき、関連する国内外の全当局からの規制承認が買収完了の条件となっていた。同社によれば、CFIUSが実質的に本取引を阻止したことで、この条件を満たすことが不可能となった。「これに伴い、2026年4月17日、当事者両社はCFIUSに対して申請取り下げ書を提出し、本取引を自発的に断念した」と声明は述べている。三安光電は「当社は今後も国際化戦略を揺るぎなく推進し、中高級LED分野およびグローバル市場における競争力の強化に邁進していく」とコメントし、今回の破談による財務や日常業務への重大な影響はないと付け加えた。サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が報じた通り、Lumileds買収の失敗は、米国による政策の引き締めが強まる中、中国のハイテク企業が海外買収において直面する障壁が高まっていることを浮き彫りにしている。